長年培った製造技術と

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はじめに

圧迫療法の概要

包帯圧迫療法の基本

圧迫療法は、正しく実践しなければ目的とする予防・治療効果は得られず、実践者の技量に応じて治療成績が大きく異なります。
安全に効果的な作用を得るためには、圧迫療法の「適正な使用・管理」が重要となります。
下肢慢性静脈不全症に対する包帯圧迫療法を中心として、圧迫療法の「基礎知識」について概説し、包帯圧迫法の「基本実技」を紹介します。

包帯圧迫療法の基本 -Ⅰ.包帯圧迫療法の概要-

包帯圧迫法は、圧迫圧を調整しやすく、包帯材料や圧迫範囲などの調節も可能であり、あらゆる形状・太さ・長さに応用できる長所があります。
包帯法の種類は、身体部位や目的に応じて適用され、 包帯材料の種類は、形状により巻軸包帯・管状包帯などに分類され、伸縮性により弾性包帯と非弾性包帯に大別されます。
その他、製法、素材や厚さ、規格など、多くの種類が製造・販売されています。

物理的知識

注意事項と確認事項

包帯圧迫療法の基本 -Ⅱ.物理学的知識-

血管障害や圧迫療法を理解するためには、基礎的な物理学的知識が必要となります。
・スターリングの仮説
・Sigel理論と静水圧
・圧力、張力、摩擦力、剪断力
・ラプラスの法則
・動作圧と静止圧
・伸長率と伸び硬度
について解説いたします。

包帯圧迫療法の基本 -Ⅲ.注意事項と確認事項-

圧迫療法の各機器には、それぞれ警告や禁忌、使用方法、使用上の注意事項などが存在します。
圧迫療法の不適切な使用は、目的とする作用が得られず、有害事象などを引き起こす可能性もあります。
また、圧迫療法には禁忌となる病態があり、適用不可能な症例や中止すべき状況も起こり得ます。 以上を踏まえ、注意事項を確認しながら、圧迫療法を適切に導入し管理していきます。



基礎実技部分

弾性包帯による下肢の包帯圧迫法

包帯圧迫療法の基本
-Ⅳ.弾性包帯による下肢の包帯圧迫法-

弾性包帯による下肢の包帯圧迫療法の基本実技として、静脈環流障害に対する予防と治療における、包帯圧迫法の一例を紹介します。




下腿の包帯圧迫法Ⅰ

足関節の背屈位を保持した状態で、帯尾を足底側へ、MP関節の骨頭部分を下端に、張力をかけながら環行帯で巻き始めます。
母趾球・小趾球の足縁から前足部の形状に沿って包帯角度を調整しながら、足部と足関節部を麦穂帯で上行します。
下腿筋肉の収縮した状態のまま、足関節から連続して下腿部を螺旋帯で上行します。
前脛骨部と腓骨頭部の圧上昇に注意し、膝窩部は圧迫しないよう膝蓋骨下部で固定します。

下腿の包帯圧迫法Ⅱ

足関節背屈位を維持し、MP関節から環行帯で巻き始めます。
足関節部を三節帯と螺旋帯で固定しながら上行します。連続して下腿部を螺旋帯で上行し、膝下で固定します。

大腿の包帯圧迫法

下腿に引き続き、膝関節の屈曲位を保持しながら、膝関節部を亀甲帯で固定し、連続して大腿を螺旋帯で上行し、大腿付け根で固定します。
可能であれば、立位で膝関節屈曲位を維持し、大腿筋肉の収縮した状態で、膝から大腿まで圧迫していきます。

足趾の包帯圧迫法

足趾にも静脈うっ滞による所見を認める場合、治療経過に応じて、足趾のほうか帯を併用します。
帯尾を足底側へ置き、中足骨頭を外した前足部から環行帯で巻き始めます。
足趾の上行麦穂帯と螺旋帯を繰り返し、余った包帯を前足部の螺旋帯で終わります。
第5趾は基本的には圧迫しませんが、足趾の状態に応じて実施します。

チューブ包帯/綿包帯

皮膚の保護や、創傷被覆材の固定、皮膚組織の支持、弾性包帯のずれ予防などに併用します。
スキンケアや創傷処置を実施後、チューブ包帯を装着し、シワの残らないように密着させて必要な長さに切ります。
弾性包帯を巻き上げた後、折り返して包帯全体を保護したり、つま先の保護にも使用することができます。

自着性包帯/粘着性包帯

弾性包帯を巻き上げた後、全体を固定したり、包帯の乱れやすい部位を補強することも可能です。
ただし、チューブ包帯、綿包帯、パット類、自着性包帯の使い方によっては、局所の不適切な圧迫に注意が必要となることを念頭に、関節運動にも配慮した包帯圧迫法を身につけることが大切です。

製品紹介/参考文献

製品紹介/参考文献

使用製品
弾力包帯:ダイヤコットエース
粘着性伸縮包帯:ニューストレックス
伸縮包帯:シェルタイA
チューブ包帯:チューブタイ
ワタ包帯:キャストラップ
自着性伸縮包帯:ベサールタイ

製品に関するお問合せは、日本衛材株式会社まで。

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